大人のピアノ独学、楽譜が読めなくても始められる教本を見つけた話

「ピアノを弾いてみたいけど、楽譜が読めないし、もう大人だしいまさら無理かな」と思って何年も後回しにしてきた、という人は多いと思います。かくいう私も30代になってからずっとそう感じていて、ピアノ教室に通う時間もお金も捻出できないまま、結局何もしないでいました。

この記事では、そんな私が実際に試した「大人の独学ピアノ教本」の選び方と、楽譜が読めない社会人でも無理なく続けられた教材について正直に書いていきます。独学で挫折しない方法や、30日でマスターするピアノ教本の実態についても触れています。

この記事のポイント
・楽譜が読めないゼロからでも使える大人向け教本の選び方がわかる
・社会人が独学でピアノを続けるために大事なポイントがわかる
・30日マスター系教本の実態と、向いている人・向いていない人がわかる

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実際に独学でピアノを始めてみてどうだったか

最初に試したのは書店で見かけた一般的なピアノ入門書でした。「ドレミから始めよう」といった内容で、楽譜の読み方から丁寧に解説されているものだったのですが、正直なところ3日でつまずきました。楽譜の読み方の説明が思ったより難しく、弾く前の段階で嫌になってしまったんです。

「やっぱり大人になってから始めるのは無謀だったかな」と一度は諦めかけたのですが、そのとき気になって公式サイトを見てみたら、楽譜が読めない前提で組まれたカリキュラムの教材があることを知りました。

楽譜が読めなくても、指の動きと音の位置を視覚的に覚えていく方法で進めていくタイプの教本で、「これなら続けられるかもしれない」と感じたのを覚えています。実際に使い始めてから、1週間で簡単なメロディーを片手で弾けるようになりました。以前の入門書では考えられなかったスピードです。

社会人が独学でピアノを始めるとき、一番の壁は「練習時間の確保」ではなく「最初のハードルの高さ」だと個人的には思っています。楽譜の読み方という別の学習を最初に強いられると、弾くこと自体が遠のいてしまうんですよね。

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よかった点・気になった点

よかったのは、とにかく「今日から弾ける」という構成になっていることです。1日目から音を出す練習が始まるので、達成感が積み上がっていきます。大人のピアノ独学で挫折する最大の原因は、弾けるようになる前に飽きてしまうことだと思うので、この即実践型の構成は大きなメリットでした。

30日でマスターするピアノ教本というコンセプトについては、「30日で完璧にプロ並みに弾けるようになる」という話ではなく、「30日で一曲を人前で弾けるレベルに持っていく」という現実的な目標設定でした。この解釈のズレを最初に理解しておくと、余計な期待や失望なく続けられると思います。

ワンポイント
1日の練習時間は15〜20分でも十分進めていける構成になっています。社会人で毎日まとまった練習時間が取れないという方でも、通勤前や昼休みの隙間時間で少しずつ進められるのが実際に続けられた理由のひとつでした。

気になった点を正直に言うと、動画や音声での補足がない教本の場合、「この音で合っているのか」という不安が残ることがあります。音の確認手段を別途用意しておく(スマートフォンの鍵盤アプリと照らし合わせるなど)と安心でした。

注意
「30日」という数字はあくまで目安です。仕事の繁忙期などで練習できない日が続いても自分を責めないようにしてください。大人の独学で一番大事なのはペースを守ることより、途切れても再開できることだと感じています。

こんな人には合うと思う・合わないかもしれない人

全く弾けない状態から始める大人の方、特に「昔からピアノに憧れていたけど機会がなかった」という社会人の方には非常に合っていると思います。楽譜が読めないことを前提にしているので、音楽の授業が苦手だったという方も入りやすいはずです。

一方で、クラシックをしっかり弾けるようになりたい、楽譜をきちんと読めるようになりたいという方には、もう少し理論的な内容を含む教本と組み合わせたほうがいいと思います。独学の最初の一冊としては最適ですが、ある程度弾けるようになってから次のステップに進む際は別の教材が必要になってきます。

ピアノ教室に通わずに費用を抑えたい方にとっては、教本セット価格で始められるのも大きなポイントです。月謝がかかり続けるわけではないので、「まず試してみよう」という気持ちで手を出しやすいです。


申し込みの流れ(実際にやってみた手順)

STEP 1:公式サイトで教本の内容を確認する
収録曲や1日あたりのカリキュラム内容を確認しておくと、自分のペースに合っているかイメージしやすいです。

STEP 2:注文・決済
クレジットカードや各種決済方法が使えました。手続き自体は5分もかかりませんでした。

STEP 3:届いたらまず全体をざっと眺める
最初から順番に取り組むのが基本ですが、全体像を把握しておくと「今どのあたりにいるか」がわかって続けやすくなります。

STEP 4:1日1レッスンを目安に進める
無理に詰め込まず、1レッスンが弾けるようになったら次へ、というペースが一番挫折しにくかったです。


よくある疑問

Q. 電子ピアノやキーボードでも大丈夫ですか?

大丈夫です。私自身も最初は2万円台の61鍵キーボードを使っていました。ただ、タッチ感は本物のピアノとは異なるので、将来的にはグランドタッチ以上の鍵盤に移行するといいと思います。

Q. 全く音楽経験がなくても使えますか?

使えます。楽譜が読めない前提で書かれている教本であれば、ドレミの音の位置から説明されているので、ゼロスタートでも問題ありませんでした。

Q. 大人になってからでもピアノは弾けるようになりますか?

「完璧に弾ける」の定義次第ですが、好きな曲を自分で楽しめるレベルには十分なれると感じています。子どもの頃と比べてどうかという話ではなく、今の自分がどれだけ楽しめるかが大事だと思っています。

Q. どのくらいの頻度で練習すれば続きますか?

毎日でなくても大丈夫です。週3〜4日、1回15分程度でも着実に進められました。むしろ「毎日やらなければ」というプレッシャーが独学の続かない原因になることも多いので、完璧主義にならないことが大切です。

Q. 途中で難しくなったらサポートはありますか?

教本によってサポート体制は異なりますが、公式サイトで確認しておくと安心です。動画解説が付属しているタイプや、メールで質問できるサービスもあります。


まとめ:結局おすすめかどうか正直に書く

正直に言うと、ピアノを独学で始めようとしている大人の方、特に楽譜が読めないことを理由に踏み出せずにいる方には、このタイプの教本は試す価値があると感じています。「全く弾けない大人がゼロから独学で一曲弾ける」という最初のゴールに対しては、かなり的確に設計されていました。

ただ、本格的なクラシックを弾きこなしたい、楽典もしっかり学びたいという方には、この一冊だけでは物足りなくなる場面も出てきます。あくまで「社会人が独学ピアノを楽しく始めるための入口」として捉えるのが正しい使い方だと思います。

この記事のまとめ
・楽譜が読めない大人でも、視覚的に進められる教本を選べば独学は十分できる
・30日マスター系教本は「一曲弾けるようになる」という現実的な目標設定として捉えると使いやすい
・社会人の独学が続かない最大の原因は最初のハードルの高さなので、すぐ弾き始められる教本選びが重要
・まずは1冊、コストを抑えて試してみることが独学を始める一番の近道

ピアノを始めたいと思っていた気持ちをずっと後回しにしているなら、今がそのタイミングかもしれません。

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